ゴルフを楽しまれている方は、普段から体を動かす習慣があり、健康意識が高い方も多いように感じます。自然の中で歩きながらプレーできることや、年齢を問わず長く続けやすいことも、ゴルフの大きな魅力のひとつですよね。
そんなゴルフですが、体の使い方に注目してみると、少し特徴的な動作が多いスポーツでもあります。
その代表がスイングです。
ゴルフでは毎回ほぼ同じフォームで構え、同じ方向に体をひねり、同じ流れでクラブを振っていきます。一回一回は短い動作ですが、それを練習でもラウンドでも何十回、何百回と繰り返していきます。
この「繰り返し同じ方向へ動く」ということが、少しずつ体の左右差につながりやすくなります。
右利きの方であれば、バックスイングでは右側へ体を回し、その後左方向へ大きく回旋しながら振り抜きます。このとき左右の筋肉は同じように働いているわけではなく、それぞれ違う役割を持ちながら体を支えています。

そのため、片側だけ使いやすくなったり、逆にあまり使わない部分が出てきたりすることがあります。
こうした積み重ねによって、少しずつ肩の高さに違いが出たり、骨盤まわりの傾き方にクセがついていくことがあります。
さらに気をつけたいのは、ゴルフ以外の時間です。
例えば仕事中にいつも同じ側へ体重をかけて立っていたり、椅子に座ると必ず同じ足を組んでいたり、バッグをいつも片側だけで持っていたりすることはありませんか。
こうした何気ない日常の習慣も、左右差を定着させるひとつの要因になりやすいものです。
特にゴルフが好きな方ほど、練習量が多くなります。
一生懸命取り組むことはとても素敵ですが、繰り返す回数が増えるほど、体の使い方の偏りも大きくなりやすくなります。
フォームを意識することはもちろん大切ですが、それだけでなく普段の姿勢にも目を向けてみることが意外と大切です。
デスクワーク中に背中が丸くなっていないか。
スマートフォンを見るとき、首が前に出ていないか。
立っているとき、左右どちらかだけに重心が偏っていないか。
こうした日常の小さなクセは、自分ではなかなか気づきにくいものです。
ゴルフは長く楽しめるスポーツだからこそ、プレーそのものだけでなく、普段どのように体を使っているかを意識する時間も大切にしたいですね。
動画でフォーム確認をされる方も多いと思いますが、ときには鏡の前でまっすぐ立った自分の姿を見てみるのもおすすめです。
左右の肩の高さ、骨盤の傾き方、重心のかかり方。
そういった小さな違いに気づくことが、日々の体との向き合い方を変えるきっかけになるかもしれません。
ゴルフを楽しむ時間だけでなく、普段過ごしている時間にも少し意識を向けながら、自分の体をやさしく見てあげてくださいね。
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