関節そのもののイメージとしては、骨と骨を関節が包んでいる想像を
してもらえるとわかりやすいと思います！！！

続いて、関節の脱臼の定義からみていきますね。

「強い外力によって、関節が生理的可動域を超えて動いた結果、
関節包の損傷や弛緩が生じて関節面の相対関係が乱れ、
関節面相互感に持続的逸脱が生じた状態」
ということになります、定義を書いていくと専門用語が
多いかたちになり、とても難しいですね…（笑）

それでは、わかりやすい形に噛み砕いて書きますね！

強い外からの力を受けたときに自分で
動かせる範囲を超えて無理やり動かされてしまった結果、
関節の本来持っている構造が破壊されたことで関節の外に
骨が出てしまっている状態…ということになります。

力を受けて、骨が関節を破いて出てしまったもの、というものになります。

脱臼の中で肩関節脱臼は肩関節の激痛、変形、
そしてわかりやすい運動制限があります。

肩関節の強い痛みや上肢（腕から手にかけて）のしびれ感、
またしばらく腕が動かせなくなる、などがあります。
ただし元々関節が柔らかい方がおられると思います。
こういう方の場合、鋭い痛み、鈍痛、脱力感、違和感など、
いろいろなまた違ったいろいろな症状としてあらわれます。

肩関節脱臼の中でももっとも多い、肩関節前方脱臼では
弾発性固定という症状が出てしまいますので、多くの場合は
目で見てわかるような不自然な形になります。

ではでは、肩関節脱臼はいったいどのようなときにおこるものなのでしょうか？

一番わかりやすく、また一番多い物は肩をぶつけたときに起こります。
そして次に多いものは転倒した時！転倒した時に体を守るために、
地面に手をついたとき腕をまっすぐに突っ張っていると起こります。
高齢者の方の場合は骨の強度の関係で、
骨折になってしまうことの方が多いかもしれません。
骨の強度が弱ければ、手首周りの骨が体重や、
手をついた時の衝撃に耐えられることができ、折れてしまうことが多くなります。

☆上手く衝撃を流すことが大事！

脱臼してしまうときの力の流れとしては、力の向きとして表すと、
手や腕からかかる力は上向きになり、身体からかかる力は下向きになります。
なですので、交差する力が働き、その交差する部分として一番負担が逃げやすい部分が、
特に肩関節が多くなりやすくなるので、脱臼してしまいます。

今日は、肩関節脱臼の話をしました。
誰でもふとしたとき、転倒してしまう事はあると思います。
転倒してしまっても、受け流せるように出来れば良いと思います。
ですが、受け流す、受け身を取るといってもとっさにできるものでもないですし、
とても難しいかと思います。
そうならないためにも、普段から体のケア、痛みや体調をしっかりと整えて、
いざという時に備えておきましょうね！！！

お身体のお悩みがありましたら、さーふ整体整骨院にいつでもご相談くださいね！！！